デカルコ デザイン&マーキング

GA70スープラ購入・リフレッシュ・カスタマイズ・レプリカ製作記

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26.MAY.2007 UP

ブレ止めステー製作!
  アニマルバーに付く補助ランプのブレ止めのステーを自作します。スポットランプでは少しの振動でも遠くの照射域が大きくぶれる為、ブレ止めが必要なケースが多いと思います。アルミ製のアニマルバーにかかる負担を軽減する目的もあります。もちろんサファリを走った実車にも付いていてなんとなくかっこいいものです。実車は恐らくはスチール製のプレート状のものが付いています。ここでは加工のしやすさからアルミの帯材(断面3×15)を使用しました。

 まずランプの角度をほぼ水平(か、わずかに下向き)にセット。ところがナットを締め込むとランプが勝手に動いて上向きか下向きかどっちかになっちゃいます。なんでだー?
 しばし悩みましたが球面ジョイント部のシャフトを通す穴のへり(エッジ)とそれを受けるお皿のへり(赤矢印部分)が干渉していたのでした。シャフトを通す穴のへりをヤスリで削って解決!


 取り付け穴位置を見極め。とりあえずボルト&ナットで留める為、リトラクタブルライトを半目状態にして作業しました。

 半目にするには一旦ヘッドライトを上げ、ヘッドライトスイッチをライト格納位置にして一瞬後、ライト出しっぱなし位置に戻すと中途半端な状態で止まります。(どっかのH・Pで見ました)


 前々から欲しかったナッター。これを機会に購入しました。パッケージに「使い方は裏面にに詳しく書いてあります。」とありますが裏面には○○方式採用!という自慢と、板厚による調整のしかたが書いてあるだけで基本的な使い方はどこにも書いてありませんでした。おいおい。

 ナッターがあると裏側に手が入らないところにナットを埋め込むことが出来ます。
 タッピングでは不安な薄板や度々脱着するところに便利!!

 角度調整できるように長穴加工。(写真に写ってないほうの長穴はちょっと中心からずれちゃった。不覚…)
 車体取り付け部分は樹脂パーツと金属プレートが組み合わさっておりナッターも上手くいきそうもない。なのでそれらの部品の隙間にブレ止めステーをちょっと無理して差し込んでタッピング止めです。強固な取り付けではないですがブレ止め程度の役目であれば大丈夫でしょう。

 そしてブレ止めステー完成です。実車と同じような位置に留めてますよ。


※ゴールデンウィーク中にはボディ下部に残っていたボデープロテクトストライプの糊の徹底クリーニングも行っています。最後にはどうしても落ちない薄い糊が残ったのでペーパーがけして落とすしかありませんでした。後でコンパウンドで磨けばOK!

※ミッション、デフオイルの交換も行いました。(AUTO WAVE美女木店にて)


アニマルバーを一旦外し、ボディ塗装!


 
小傷の多いバンパーを補修、再塗装してもらう為、アニマルバーを外しました。持ってみたら軽っ!さすがアルミ製! 丈夫そうに見えるので(一見スチール製のように見える)それなりの重さがあるのかと思いましたが軽かったです。

 これこれ、そんな風に持ったら重そうに見えるじゃん!
 アニマルバー取り付けボルトのナット側は手が入らないのにどうやって取り付けているのか謎でしたが外してじっくりのぞき込んでみて謎が解けました。バンパー内部のリインフォースが頑丈な鉄骨同然のゴツさだったのでそこに雌ねじを切ってあったのです。

 
デカルコブース内にてTTEカラーの赤を入れるマスキングラインを入れます。また、実車と違いサイドシルの下の方がマットブラック塗装になってますので白く塗ってもらいます。

 リアバンパー背面左右にこのようなアイプレートを付けます。東急ハンズで買ってきた船舶用の金具です。(仮装着。その後 赤に塗装)
実車はこの2つのアイプレートに太いワイヤーがかけてあります。簡単に外せるような引っ掛け方ではなくクランプでガッチリ留めています。フロントのアニマルバーにも同じような吊り金具&ワイヤーが付いておりますがいまいち用途不明です。

 
鈑金塗装屋さんにて。バンパー補修中。結構パテ入ってますねぇ…。

 
リアナンバーガーニッシュも白く塗ってもらいます。

 塗装が上がってきました!!キレイ〜。鮮やかではない朱色がいい感じ。
旧車なのであまり鮮やかすぎてもウソっぽいですから…。
こりゃえーわー!、やっぱ旧車レプはオモシロイ!!
 アニマルバーなどがまだ付いていないのでオリンパスラリー仕様を髣髴させます。

 意外と新鮮なリアビュー。リアナンバーガーニッシュが白い方が全体的な背面の張りを感じさせます。何となくロータスエスプリ風かも? 赤く塗ったアイプレートも付けています。

 赤のパターンのまわりには黒い縁取りの線を入れる必要があります。そしてスポンサーロゴ、ゼッケン類を入れれば一見すると完成!?というレベルになりますね。他はウイングランプ装着、ランプ類配線、マッドフラップ装着、調整可能レベルでネガキャン化、フックに付けるワイヤー調達&装着、インパネのベルベット(スェード調)シート貼り、などを予定しています。懸案はウイングランプステー。単なる板材の曲げ加工品でなく、立体的なボックス形状をしています。アルミ板の溶接加工、またはダイキャストみたいで簡単に作れません。TTEでもそんなタイプを使っているのはスープラだけです。簡単な形状で済ますか、なんとかそれらしい形を再現するか、さあどうしましょう?


つづく 

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