●'88 Kawasaki ZX-4 テールカウルのヒビ補修、補強
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テールカウルに自然にヒビが入り、だんだん割れていく、ZX-4固有のよくある恐ろしい(笑)トラブルです。 テールカウル後ろ側に一体成形されたステー部の強度不足(応力が1点に集中するし)、支持位置のまずさ(もう少し後ろで支えないと)、もしくは支持ポイントの不足(後ろ側はこの2点しかない)、などが原因でしょう。 |
そしてテールランプ&ウインカーユニットとそのブラケットが重いのも一因です。 テールランプ&ウインカーユニットは下側から伸びるごっついスチール製のM字型(?)ブラケットによって固定されています。上側から押さえる所がない為か、丈夫ですがかなり重いです。 まずこれを軽量化します。アルミの不等長(?)Lアングル(15×30、T2)を使用してテールランプ&ウインカーユニットを直接押さえ込みます。実際にはL字の長い方がちょっと長かった為、ジグソーで4mmくらい切り落として細くしてます。 (BOSCHのジグソーは快適!) これだけだと上側は若干ガタがあるのでプラ製Lアングル材を両面テープで取り付けて押さえ込みました。(写真はありません。付け忘れてテールカウル取り付け後に無理矢理やったから。ハハハ・・・) |
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割れたテールカウルの補修です。まず瞬間接着剤で止めて、ハンダゴテで若干溶接もしてみます。 更に強度アップの為、市販の穴あきステー(スチール製。割と薄いやつ)を貼り付けながらエポキシ接着剤でベチャベチャ固めます。 ここまでやって固着を待つ間にWeb上でもっと合理的な方法を載せているページを発見してしまいました。スチール製のM字型ブラケットから太いボルト&ナットを延ばし、シートフレーム後端の穴に差し込む方法です。軽量化はなりませんがやり方としてシンプルで合理的です。しかし今さら・・・。めげずに独自の方法で進めます。 |
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テールカウル支持ポイントを増やします。ステーをシートフレーム後端に取り付け、先ほどのテールランプ押さえ込みのLアングルを支えるようにします。 市販の穴あきステー(実はさっきカウル補修で使ったやつの切れ端です)をシートフレーム後端のリアフェンダー固定ボルトに共締めします。1点留めなので回ってしまいそうですが、そう簡単には回りません。長さや位置は現物合わせで調整します。 ステー後端のLアングル接触部には防震防音のため、スポンジテープを貼っときました。 |
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シートカウル取り付け状態です。 わかりにくいかもしれませんが矢印のポイントでLアングルを支えています。 偶然にしては出来すぎの位置関係です。俺って天才かも!?(爆) |
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テールカウル一体成形されたステーの前側にもヒビが入ってたので瞬間接着&エポキシ固め。 これで完成♪ たぶんテールカウル後端に体重かけたりしなければ大丈夫。タンデムは危険だな…。(カウルがね) |