■DIARY 2004年6月〜2004年12月
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31.NOV.04 スタッドレスタイヤに交換断念

 29日に続きなんと大晦日も雪。首都圏で大晦日に雪が積もるほど降るなんて記憶にないことだ。
 積もるほどの雪とくれば当然(笑)クルマで遊びに(走りに)行きたくなるわけだが、もうめっちゃ古いスタッドレスしかない。98年末に買ったものだったかな?もう使えないって! それでも指でパターンを触ってみると柔らかさがある(BSならではだな)ので気を付ければまだなんとか使える!とタイヤを履き替える事にした。

 が、ジャッキアップしていざ交換!の段になって、スタッドレスのエアーが4本とも限りなくゼロに近い事が発覚。手持ちの手押しポンプで入れようとしてみたが、100回以上プッシュしてもやっと1本が1kpa程度になるばかり。こりゃぁ4本もやってらんないよ。と見事くじけてしまったのであった。(^^;)

29.NOV.04 純正マフラー交換

 頂いた純正マフラーを火曜に取り付けた。 センター/リアパイプの分離はネジが錆び付いて一苦労。ここはずっと分離してないからねー。M10ボルト1本は力でねじ切っちまったぜ!ふー。 交換後エンジンをかけてみると、独特のポコポコした排気音が少なくなったような気がする。ちょっとさびしいナ。今までのマフラーは内部が壊れてたのか? いや、パイプ付け根部分の排気漏れが音を大きくしてたのか。

 車体をジャッキアップした際に右後ろブレーキキャリパーからフルード漏れも発見。先日左後ろも同様の症状でキャリパーO/Hしたばかり。ピストンシールの寿命は左右ほぼ同時に来るのだな。

 にしてもロスレガ号、考えてみれば多くの人から格安で譲って頂いたパーツがたくさん付いてる。(含むヤフオクゲット品) 車体やエンジン・ミッション・デフだって似たようなもんだ。みなさんのおかげでロスレガ号は走ってます♪(って前にもこんなこと書いたような気が…)

24.NOV.04 クリスマスプレゼント

 今日、宅急便で大きな荷物が二つ届いた。非常にクリスマスプレゼントぽいタイミングだがそんなに浮いた話ではない。ヤフオクでゲットしたiMacと神戸の親切な方からなんと無料!?で頂いたBCタイプR純正マフラーだ。
 iMacはiTunesプレーヤー&プリントサーバーとして以前から使っていた初代初期型iMacのモニターがぶっ壊れた為、ヤフオクで少し進化した333MHz,HDD6GBのものを6,350 円(ただし送料2100円)でゲットしたもの。従来のiMacハードディスクはPowerMacG4に内蔵増設。メモリーは従来機のほうが大きかったのでこれは新たなiMacに移植。十分な容量になった。よしよし。
 マフラーは中古だが超美品。あちこちが輝いている!やっぱクリスマスプレゼントか!?
20.NOV.04 GD用バルクヘッド強化パネル、開発中!


 GD用バルクヘッド強化パネル、開発中! お正月に図面描きするはめになるかと思われたが、例によって(?)この時期、デカール施工などの依頼がほとんどなく、設計の詰め、図面描きを進める事ができた。
 スペックCへの対応も白のスペックC555レプのH.Kさんの協力で検証させてもらった。水タンクの取り付け部もバルクヘッド強化パネルに単にボルト穴8個開けておけば良い事を確認。しかしフロアのISO-FIXアンカーバーの取り付け穴にナットが付いてないのにはガッカリ。ただ大きな穴が開いていて円いシールで塞いであるのだった! これではスペックCの場合ここの取り付けボルトオンは無理だね。縦2本バーにしっかり留めればここは留めなくても効果は十分あると思うけど。
 なお今回はオプションで中央に小穴を開けたミニマムトランクスルー仕様も作ろうと思っている。

 ところで「設計に随分時間かかるなあ。こんなの1日2日で出来るんじゃないの?」と思う方もいるかもしれない。だが、現物合わせで済む1枚や2枚と違い、小ロットとはいえ量産前提。誰でもどの個体でもボルトオン装着でき、十分な性能を発揮するように考えるのは簡単ではないのだ。車両メーカーの設計の環境があれば楽勝だろうけどねー。

14.NOV.04 発光式の電波時計
 秒まで表示される夜間常時発光式の電波時計をスーパーオートバックスで発見!
夜間正確な時刻を知ることが必要不可欠なラリーにピッタリ!!
ずっとそんな時計を待ってました〜!! 
12.DEC.04 デモカーをディーラーに展示、レプリカ2台で…、外から眺める走るロスレガ号


 デカルコデモカー(GDA-WRリミテッド)が埼玉スバル浦和店に土日の間、展示された。そこで行われるライブイベントに華を添える企画である。このパターンは実は2回目。今回のライブはプラスチック小田バンドというビートルズのコピーバンド。(今回は)ギター2本によるシンプルなものだったが、サウンドの薄さを感じさせず、むしろ2本のギターの掛け合いが際だって良い効果を出していた。最前列で見た(聴いた)ので演奏の手さばきと音の関係が良く見えて興味深い。私は楽器は全然ダメなので演奏する側の事情はあまりわからないのだが、ギターの音っていいもんだなぁー。

 そして帰りはデカルコスタッフ杉チャンにも運転してもらい、ロスレガ号と2台でGASスタンドに寄った。二人でポリタンク計5本分の灯油を購入。レプリカ2台でスタンドに来て灯油だけ大量に補給する我々はきっとかなり変な人達である。(^^;) このレプリカ達は灯油が燃料かい?(爆)

 自分のレプリカ車2台でつるんで走るなんて初の体験。走っているロスレガ号を外から眺めるのはとっても新鮮だ。その歴史を感じさせるたたずまい、ノーマルマフラーとは思えない独特の歯切れ良いポコポコ音、小回り時のLSDによるタイヤのきしみ音・・・手前みそながらとてもただ者ではないオーラを発している。ロスレガ号に惚れ直したかも!?(*^^*)♪

9.NOV.04 ロスレガ復活

 ロスレガ号、外装修理で無くなっていた補助灯復活。以前に付けていたシビエオスカープラス2に代わり、ヤフオクでゲットしたBOSCHのランプ(たぶんパイロット160)を採用。(この前のクラッシュ時にもスポット2灯無理矢理付けてたんだけど) オスカープラス2より一回り小型になり樹脂ボディの為かなり軽量なのが最大のメリット。新たな試みとして片側フォグ、片側スポットの組み合わせにしてみた。スポット2灯だと真ん中だけ明るくなって周囲が見にくい、フォグ2灯だと遠くが見にくくストレートが踏みきれないことへの折衷案。今のところなかなか良い。♪

 一方GD用バルクヘッド強化パネル、掲示板でのあおり(?)もあり(^^;)、やっと時間が出来てようやく開発再開。下辺両端部のマウントが悩みどころ。だいぶ間接的取り付けになるのだがISO-FIXアンカーフックにステーを伸ばしフックを挟み込むように取り付けるほかない、と思い、ステーの図面まで描いた。しかしそこでISO-FIXアンカーバーを取っ払い、バルクヘッド強化パネルを少々曲げながら押し込めば上手いこと固定出来ることに気が付いた。ステンレス板といえどそう厚くはないので変形させて取り付けができるという、盲点だった。

28.NOV.04 GDA-WRリミテッド、アクセル全開から少し戻した時の息つきという問題

 GDA-WRリミテッド、アクセル全開から少し戻した時の息つきという問題についてディーラーにみてもらったところ、特に異常はないという、予想通りといえば予想通りの見解。それでは困るのでメカの方に同乗してもらって一応症状は理解してもらい、「それではスロットルボディを交換してみましょう」となった。それで直るかどうかは怪しいものだが…。
 で交換後、テスト走行してみると、果たして変化ないのであった。

 う〜ん、何が悪いのかー? もしかしてアクセルペダルの動きが悪いのでは?と思い、エンジン停止状態で手でペダルをペコペコ動かしてみた。意外とストロークが短く軽い感じ。押すのが軽いだけに戻ろうとする力がやや弱い。全開状態から戻すときにペダルの戻りがちょっと遅れてくる場合があるようだった。ちょびっ〜と動きが渋いか。
 そこでエンジンルームのスロットルケーブルの取り回しをチェックしたところ、バルクヘッド〜ストラットハウジングの辺りでS字状にちょっときつい取り回しでクリップ止めされているところがあった。幸い簡単に外れるクリップだったのでそれを外すとだいぶ無理がなくなった感じだった。しばらく走ってみると、なんとほとんど問題は出ないじゃないか!こんな単純なことが原因だったのか!
 とはいうものの高回転でのアクセル操作に対し妙にギクシャクするような場面も時折はある。点火プラグはどうだ?ってんで調べるとGDBはNGKの7番なのにGDAは6番らしい。これをGDBと同じ7番冷え型に交換してもらうことにした。これで良くなるんじゃないかなぁ?
 それでだめならインジェクター?O2センサー?どうかなぁ?

 ヘッドライト光軸合わせについてもディーラーに聞いたところ、整備解説書の該当ページをコピーしてくれた。特別な方法があるわけではなく、結局のところ調整スクリューのギア比が低く、ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるいっーぱい回さないと光軸が変化しないというわけ。縦方向横方向の区別は書いてあってもどっちに回せば光軸がどう動くかまで書いてないので大変調整しにくい。延々回して逆方向に回してたと気付く瞬間!!(--#)

NOV.04 レックスがトラブル続出

 デカルコの代車用のレックス、最近雨漏りがひどく、まともな雨に降られると床が水浸しになってしまうのだ。フロントウインドゥのゴムシール、ドア開口部のパッキン、と何度も原因を見つけ対策してきたが、なぜか完治しない。水がたまるのは右側の床だけだったのだが、最近は左側の床も浸水してきている。大雨の日の翌日など車内は凄まじい湿気。変な臭いも出始めている。うえ〜っ。
 なんとかせにゃぁ。てんで、床のカーペットを全部ハガしホースで水をかけて徹底テストしてみた。結果、ルーフの両サイドの前後に走るゴムモールのところに水をかけるとAピラー内部をつたって足下に水が流れてくることが判明! ゴムモールの下はボディ外板の合わせ目があり、そこに隙間があるものと思われる。てことでゴムモールを全部ハガしてシールしなおしつつ新しいゴムモールをはめ込んだ。これでようやく雨漏り撃退に成功したようである。レックスディマースイッチ ところがまた別のトラブル!! ディマースイッチ(ロー・ハイ切り替えレバー)が壊れてグラグラになり、ロービームではほとんど止まらないようになってしまった。さてはレバーのクリック感を作り出す突起かなんかが折れたか?
 コラムカバーを外して見たが原因はすぐにはわからなかった。だがじっと見ているうちに何やらおかしなスプリングがあることに気が付いた。小さなコイルスプリングの端っこが意味もなく常に見えて、つまりスプリングが遊んでいるのだ。このスプリングを押さてみるとレバーのクリック感が復活した。ははぁ。レバーの根元側に収まるべきスプリングの穴の底が抜けたのだな。見事なものだ。BCのドアロックもそうだがスプリングの強い力にさらされ続ける樹脂部品というのは古くなると疲労がたまり材質ももろくなり壊れやすいのだな。
 このスプリングを押さえる為には、、、幸いここの部分はボックス状になっているのでEVAシート(3mm厚・青)の破片を切り取ってはめ込んでみた。するとスモール・ヘッドライトスイッチの回転にも影響されず、簡単に外れることもなくバッチリ。念のためエポキシ接着剤で固めて、はい、修理完了。

 しばらく前はマフラーのタイコに大穴開いてたし、去年はブレーキも大修理したし、今年はタイヤも新品にしたし(これは関係ないが)、レックスもトラブル続出になってきた。ちょっと前まで枯れた感じの老人(失礼!)が乗っているのをよく見かけたが、最近急速に見かけなくなってきたのはどのレックスもトラブル続出なのだろうと容易に想像できる。雨漏りの原因が何カ所もあっては…。

31.OCT.04 デカルコ新レギュラースタッフ
 デカルコスタッフとして2年間余り貢献してくれたヒラサワがレギュラーから抜け、ホントにホントに来るの?と疑問符が付いていた北海道の方がまさに入れ替わるようなタイミングでやってきた。(2週間ほど前の事)
 彼(通称 杉チャン)はデザイン・クリエイティブワークは未経験でその方面では即戦力とはならないが、それ以外の分野で驚くほど良い仕事ぶりを発揮する。とにかくモチベーションが高いのだ。そんなわけで新レギュラースタッフとしていよいよこっち(朝霞)に腰を落ち着けて働いてもらうことになった。みなさまよろしくー。
30.OCT.04 インプレッサWRリミテッド ワインディングインプレッション2

 インプレッサWRX-WRリミテッドのワインディングインプレッションパート2。今回はそこそこ広さのある山道での全開インプレッション。
 結論としては、基本的にどノーマルのWRXでは山道を思いっきり走るにはいろいろ問題アリ=役不足というのを実感した。フラットトルクなエンジンの総合力はなかなかのものだが、足回り、ブレーキなどがハイスピード全開走行では付いてこない。

 変化に富んだ山道をハイスピードで走ると上屋(ボディ)がフワフワする感じで不安定感がつきまとう。雑誌に書いてあった「STiに比べるとダンピング不足」ってやつだな。そしてステアリング微舵域の応答不足。(クイックな反応が欲しいのではなく、特に緩いコーナーのアプローチでは微妙なステア操作に反応して欲しいってこと)スピードが乗ってくると結構緊張感を強いられる。ま、新しい綺麗な道を少し余裕を持って走る分には十分(WRXとしてはこれで正解)なんだが。スポーツカーとしては17インチタイヤから16インチタイヤにして乗り心地、ショック吸収力を確保し、サスを固めてやった方があるべき姿だと思う。

 ブレーキは効きは問題ないものの、全開じゃなくてもフロントのローターが赤熱してしまうのは不安。うっかりするとフェードやベーパーロックを起こしてしまいそうだ。ブレーキ配分もフロント寄りなんだろう。パッドを替えればいいんですかねぇ…。

 HIDのヘッドライト、ハイビームにしたときには4灯式になるので結構明るいのだが、明るい範囲が狭くてコーナーの先が見えづらい。一部だけ明るいとかえって周りが見づらくなってしまう。光軸調整しようとトライしてみたけどできなかった。何かやりかたがあるのか???

 エンジンは静かでトルクの急な盛り上がりもない為、そんなに速い〜って感じもしないのだが、なにげにかなり速い。普通の5速ミッションだがギア比もいい感じで1速が低すぎる事もなく3速が離れすぎる事もない。ただし前回述べたようにアクセル全開から少し戻した時の息つきという問題も時々発生する。

 やっぱ山道ぶっ飛ばすのはロスレガに任せますか。

23.OCT.04 大問題解決へ!

 話の分かる社長と話し合い、立ち会いの下、そこで使っている各種油類、薬品(というほどのものはほとんど無いようだった)のサンプルをもらった。それを問題のボンネットや別のクルマの不用外装パーツに1日〜2日垂らしてみて同じような症状が現れるかどうか実験してみた。グラスコートはすでに硬化してきているとの事でウチのインプの目立たないところ(フォグカバー内部)でも実験してみた。結果、表面に若干の跡は付くものの塗装が完全に侵されたりハガれたりするほどのダメージは現れなかった。

 むむむ、その処理屋さんが原因ではないのか??? だとしたら原因はなんなんだ? そういえば陸送中そのクルマの上にはもう1台別のクルマが乗っていた。そこからバッテリー液かブレーキフルードかなんかが垂れたのではないか? だが陸送から受け取ったときに水滴とか付いていたっけ? う〜ん思い出せない。運転手に
「傷は無いですよね?」
って言われて確認して、水滴なんて意識しないよねぇ。受け取ったのは午前中、前日は大雨だったので水滴ぐらい付着していても普通は気にも留めない。車体に何か付いてた記憶すらないのでは陸送会社に補償させるのは難しい。これはダメか・・・。

 夜、自宅で音楽を聴きながらボンヤリ考えていた。上のクルマから垂れ得るもの、それは単なる水滴、バッテリー液、ブレーキフルード、ウオッシャー液、オイル=油、「あぶら〜!」この言葉でふわっと記憶がよみがえってきた。運転手はやはり上のクルマから下のクルマになにか落ちていないか心配していて言ったのだ。
「油とか付いてないですよねー?」
そこで私はなにか水滴のようなものを見つけて(あまり映像は記憶にないのだが)指で触って言ったのだ。
「いや、水みたいです。」
だがそれはこぼれたバッテリー液、すなわち希硫酸だったのだ!恐らくは。
運転手と付着物について会話したというのは非常に重要なポイントだ。

 このことをオーナーさんに話し、オーナーさんから陸送屋さんに話してもらった。陸送の依頼主はオーナーさんである。そこで陸送屋さんから電話が来たので詳しく事情を説明した。とにかく問題のクルマを確認するということで、クルマはもう塗装屋さんに行っていたのでその場所と連絡先を伝えて電話を切った。

 そして今日、別件で珍しく出張作業。お店に戻ってみると不在の間に陸送屋さんが来たとかで、なんと菓子折が置いてあった。するってぇことは!これはもしかして、もしかして!
陸送屋さんに電話してみると、
「補修費用はウチが持ちます。」
ホントですか、マジですか。やったー、ラッキー!
後で聞いたことには、
「これは陸送中に上からバッテリー液かブレーキフルードが付いてしまったとしか考えられない。」
とオーナーさん・塗装屋さんから陸送屋さんに強くアピールしてくれたそうだ。
あぁ、なんてありがたい。。。(T_T)

ところで菓子折だが、濡れ衣を着せてしまった処理屋さんにそのまんま渡すほかあるまい。これで勘弁して下さいー。<m(_ _;)m>

14.OCT.04 大問題苦境!
 お客さんからお預かりしている新車(インプWR-Limited)の塗装がなんらかの薬品で侵されてしまった事件。駐車場のすぐお隣の給排水設備、産廃等処理屋さん、
「保険屋の見解待ちだからしばらく待ってくれ」
との事で待った結果が
「ウチ(その処理屋さん)が作業中のミス等により被害を与えてしまった、と明確に(保険屋に)依頼しない限り保険は降りない」
現場担当者が「絶対ウチではない、あり得ない!」と断言し始めてしまい、事態は苦境に立たされた。
話の分かる社長は海外出張中で月曜夜まで帰ってこない。
13.OCT.04 停車時に1速にスムーズに入れる法

 停車時に1速にスムーズに入れる法。それは実は簡単なことで、クラッチを踏んで少し間をおいてからシフト操作をすればいいんだ。実際の発進時にはタイミングを見計らい、少し早めにクラッチを踏み込んでおく。そしてギアを入れる操作はクラッチが完全に踏み込まれてから一瞬(以上)間をおいてからにするのだ。これでイヤなギヤ鳴りとおさらばバイバイだ。

 なんでそうなるのか?ミッション構造解説のページを見てよく考えて欲しい。ギアをニュートラルに入れた停車時、メーンシャフトや1速2速のドライブ・ドリブンギアはアイドリングでくるくる回っている。ドリブンシャフト以下出力系統は停車時なのでもちろん止まっている。ここでクラッチを踏みすぐギアを入れようとすることは、メーンシャフトをエンジンから切り離し、まだ惰性で回っているメーンシャフトをスリーブ/シンクロで止めながらドリブンシャフトとしっかり噛み合わせる事だ。
 ところがちょっと待てば惰性で回っているメーンシャフトは回転が遅くなりやがて止まる(?)ので止まっているドリブンシャフトと容易に噛み合わせることが出来る。

 考えてみればリバースに入れるときなども焦って入れようとするとギ〜と鳴りやすい。なのでクラッチを踏んで一呼吸おいてからリバースに入れるなんてことは半ば無意識、半分意識的にやってることだ。1速に入れるのだってそれと同じことじゃん!なんで今まで気付かなかったんだろう?
 調子の良いミッションでもこのような操作を心がければ1速のシンクロ機構はより長持ちするはずだ。

 このことに気付いたきっかけは、「停車時1速に入りにくい時は一旦2速に入れてから1速に入れると良い」というのをネット上のどこかで読んだから。確かにそーすると上手くいくが一々それはやってらんない。それってどーゆー理屈?って考えたら2速に入れんでもクラッチ踏んで一呼吸待てばいいって気付いたわけ。

<補足>
ウチのロスレガはクラッチ踏力低減加工している為クラッチストロークが多めになります。これがクラッチのキレに影響を与え、クラッチ踏んですぐのシフト操作を受け付けにくくしていた可能性があります。
同じくスペシャルエンジン/ECUの為、アイドリング高めになってます。これは1速ギア入りにくいですね。

11.OCT.04 ロスレガ帰還!

 ロスレガのエンジン修理が終わり、ショップ(KITさん)から引き取ってきた。エンジン不調、ブローバイがモクモク状態だったのだ。エンジン開けてみると2番シリンダー(左前かな?)のピストンリングが折れてたそうだ。2本ポッキリとな。修理はエンジン開けた割には短期間・リーズナブルに済んで(済ましてもらった)ありがたい。

 センサーや制御系は触ってないとのことだが、修理以前にみられた、微妙なアクセルON時に時たまエンジンが反応しないとか、エアコンON時の発進困難などの症状が出なくなった。まだナラシとはいえ、エンジンが快調に回ると心地よい。GDインプレッサばかり乗ってて久々にロスレガに乗ると、やっぱ楽しい。(^^) 各部のダイレクト感、痛快。これでステアリングがもうちょっと軽ければ街乗り、ツーリングも快適なのだが。
 
 あ、あとミッション。停車時に1速に入れにくく、しばしばガション!といやな音がしてしまう問題もあった。しかしこれを回避する方法に気が付いた!これについては次回。

8.OCT.04 大問題発生!

 久しぶりに業務上の大きな問題発生!
 フルレプリカ施工の為、お客さんからお預かりしている新車(インプWR-Limited)、外の駐車場から持ってきてスタッフに洗車してもらった。洗車後、
「ボンネット先端に樹液かなんか付いてて取れないよ」
と言うので、見てみれば1箇所は直径6mm程度の円形に塗装がハガれている!!そのほかポチポチと数カ所塗装が侵されてグジュグジュになっている!!な、なんてこった〜!お、お客さんの新車がぁ〜〜っ!

 最初は鳥の糞かと思ったが、複数の鈑金屋さんがこれは薬品か何かに侵されたという見解。鳥の糞ではここまでひどくはならない。そこで怪しいのが駐車場のすぐお隣の給排水設備、産廃処理屋さん。状況からして、そこから何かのはずみで何らかの液体(強酸性またはアルカリ性の液体、有機溶剤など?)が跳ねてきたと疑わざるを得ない。駐車場には何もなく、隅っこなので人が通行して何かするとも考えにくい。が、確たる証拠があるわけではなく、補償を求めても「知らないね!」と突っぱねられたらほとんど終わりである。今までこんな事なかったし、恐らく全く気付かぬうちに起きてしまったことだろうから…。厳しい状況だが勇気と誠意(おたくが原因だ!と頭から決めつけない)をもって交渉にあたった。
 最初、
「そんな強い薬品など使ってない」
等言ってはいたが、
「事業用の保険が下りるならその範囲で補償しよう。」
との回答をもらった。さてはて、どうなることやら。

 クルマの方は塗装に出して直すしかないのだが、グラスコートもされてるクルマで、当然塗装後再びコーティングしなければならないし、大変なことである。

7.OCT.04 擦る音、聴く音Tears For Fears

 先の日記でフロントロアスカートが荒れた道だと路面に擦ると書いたが実はマッドフラップかもしれない。ロアスカートを擦る音とマッドフラップを擦る音は似ているかも。WRリミテッドのロアスカート(STi製品)ってある程度柔軟性ある材質だから。

Tears For Fears ELAHE そして一昨日買ったのがTears For Fearsのニューアルバム、EVERYBODEY LOVES A HAPPY ENDING(長ぇ〜)。Tears For Fears(以後TFF)について超簡単に説明すると、TFFとは80年代の大ヒット、ルール・ザ・ワールドで知られる英国の男性デュオグループ。1989年のアルバム、the seeds of loveの後、その二人組は不仲になり、二人組なのに一人脱退。その後はそれぞれヒジョーに地味な活動を散発的に続けていたが、近年、晴れて仲直り、10ウン年ぶりに名コンビ復活!!のTFFなのである。実は1年くらい前にアルバムは出来ていたのだがレコード会社の内紛(!)の為に移籍、ゴタゴタでようやくUS盤のリリースになった(2週間くらい前)わけ。

と、説明するだけで結構な行数使ってしまった。内容は数回聞いた限りではなかなかの作り込みで良くできているが、ちょっと普通に出来すぎな感じ? 爽やかになりすぎ(仲直りして幸せーって感じ?)というか、歌で聴かせすぎというか。1曲1曲が途中で転調するようなドラマチックな構成が多く、収録曲も12曲もあるのでどれがどの曲か覚えにくい。
 これが聞き込むことによって印象がぐっと良くなるのを期待したい。

1.OCT.04 インプレッサWRリミテッド ワインディングインプレッション

 インプレッサWRリミテッドのワインディングインプレッション。ラリージャパンで北海道行ったとき。現地でナラシ終了、オイル交換。まずは然別湖〜糠平湖間のワインディングで3名乗車で軽くスポーツ走行。3名乗車でもなかなか良く走り、良く曲がるじゃない! 早々にタイヤから小さなスキール音がするが、限界がそう低いわけではない。エンジンに高回転のパンチはないけど一般的にはこれで十分じゃないか、という印象。

 そして今夜、ロスレガ号でよく走っていた山道コースへ行ってみた。1名乗車では当然ながら更になかなか良く走り、良く曲がる。アンダーもオーバーもほとんど出ない。
 タイヤから徐々にスキール音がするのでタイヤの限界が非常に分かりやすい。路面に凹凸、砂が多いのでABSがしばしば作動する。ラリーライクな道ではこんなにABSが働くモノなのか。(台風直後で路面コンディションが特に悪いせいもある)
 ともかくどノーマルでも十分スポーツ走行できる。フロントLSDが無くナロートレッドなのでステアリングが軽く楽〜に速く走れる。

 ロスレガ号とどっちが速いかというのが興味深いところだが、砂の多い狭い道で大事に走ってる現状では、ロスレガ号のほうがあきらかに速いようだ。

 問題としては急な上り勾配で高回転アクセルベタ踏み状態からアクセルをちょっとだけ戻したとき、急に完全パワーオフになり直後にパワーオンに戻るというギクシャクした反応が発生。これってロスレガで燃料が濃かった時とよく似た症状。これって燃料が濃いんじゃあないかい?
 下りを無理なく速く走った後、車を降りてみたら、フロントタイヤあたりから煙がモワモワと出ている。なんだぁ?と思ったらブレーキパッドから煙りが出ていた。よく見るとローターもほんのり赤い。えぇっ?この程度でこんなになっちゃうのぉ?ロスレガではここでこんなになったことないのに。純正パッドの特性なんすかねぇ。
 あとですね、WRリミテッド特別装備のフロントロアスカート。普段も気になるんですが荒れた道だとやっぱり路面に擦るんですよ。いやだねぇ。

28.SEP.04 8月〜9月のできごと

 間あき過ぎて、もう全然日記じゃないすねー。はっきり言ってもうあんまりモチベーション上がんないんですよねー。書いてもあんまりリアクションないのでつまんないというか、深夜にはもうクリエイト作業に疲れきってるというか。

 なんとなく惰性で8月〜9月の主なできごと、行ってみよっか〜。

  • レプリカ施工ご来店最遠、岐阜からのご来店、03新井仕様レプリカをこなす
  • ワインレッドのハイラックスサーフを全塗装してアリタリアカラーにする!という依頼を受ける(現在も製作中)
  • デカルコデモカーのインプレッサWRリミテッドを左右別デザインでレプリカ化
  • レプリカパレードラン「メトロポリスラリー」実施、成功!
  • おかげさまで開店4周年
  • ロスレガ号、クラッシュの修理がとりあえず終わる。デカール類はまだよ
  • ラリージャパンゼッケンプラーク類の製作販売許可を得る
  • ラリージャパン観戦 ほとんど全てが順調に運び、万々歳
    ・競技期間中は完全に晴れ!
    ・ソルベルグ車をソルベルグ車レプリカで追走・併走!ビデオ撮影も成功
    ・宿が予想以上に良かった。バンガローだと思っていたが、キレイで立派なコテージ(キッチン・バス・トイレ付きの独立した家みたいの)だった
    ・1日目を除いて宿に5人で泊まったので宿泊代格安!
    ・無理のない観戦スケジュール 追走の他にリエゾンでレプリカ並べて応援も実現
    ・ペター・ソルベルグ優勝、新井N優勝、スバル完全勝利!
  • レプリカパレードラン「メトロポリスラリー」の記事をラリージャパン速報誌などに載せることに成功!
  • 埼玉スバル浦和店にてデカルコデモカーの展示
  • ラリージャパン仕様のレプリカ早速製作。早速過ぎてラリージャパンプラークの印刷モノがまにあわず、カッティングで再現
  • ロスレガ号、エンジンに重大な問題があることが明らかに
  • スタッフヒラサワがメインスタッフから抜ける方向。新たなスタッフがなんと北海道から来るかも?ともかく僕には男女問わず(ともに?)同志が必要なのだ。お客や仕事を増やすアイデアは次々出てくるけど1人じゃこなしきれないのだから
5.AUG04 インプレッサWRリミテッド購入!!

 ついにデカルコデモカーとしてインプレッサWRリミテッドを購入!!これでデカールの為の寸法取り自由自在!GD用バルクヘッド強化パネルの開発も出来るというもの。レプリカしたら購入した埼玉スバル浦和店に時折展示してもらう予定。

 四輪の新車購入は初めてのこと。新車を買う人達の車をとても大事にする気持ちを実感した。

JUL04  7月のできごと
 デカルコの7月の大仕事はマルティニインプレッサ(GC)、'04ニュージー仕様インプレッサ(GDB)、GC用オーダーメイドマッドフラップ製作取り付け、'03新井ドイツ!?仕様と大盛況。
 更にレガシィの外装一部修理にエンジンも微妙に不調対応、デカルコデモカー購入作戦始動、ZX-4のユーザー車検、レプリカパレードラン計画始動、月末の秘密のイベント(超久々好成績!)と怒濤の忙しさ。俺でなきゃこなせんぜ。
26-27.JUN04 FQRCラリー



 関東イーストシリーズ、FQRCラリー。橋の手前、突っ込みすぎて一直線に見事に小川に落っこちました。(ToT)当然リタイヤ。
 後ゼッケンがBクラスで速いクルマの為、追いつかれまいと頑張り過ぎてしまった。後で知ったのだがそのドライバーは全日本選手だったのだな。でもびびり気味な最初のH峠でも後ろに貼り付かれるほどまでじゃあ、なかったんだ。その後「追いついたら道を譲ってください。」と頼まれちゃって(−−”)、じゃあ追いつかれなきゃいいんだろと…。最初からあきらめちゃうのもシャクなのでね。●石ってとこでは後ろが明るくなることなかったし。で続いて逆方向のH峠で…。バカだねぇ。(^^;)

 はじめて三角停止板を引っ張り出し、道ばたで赤色灯を振り、後続車の走行を見送った。三角停止板などはトランク内のケースに入れたあったのだが、それを出すのが怖い怖い。なぜって後続車がトランクめがけて突っ込んでくる恐れがあるからだ。それらの緊急装備はやっぱり車内に入れておかないと危ない。ぶつけようによってはトランクが開かなくなることもあるわけだし。
 車はノースがほとんど真下になり、落ちた瞬間、もしかしてまた廃車!? と心配したが、幸いそこまでひどくはなかった。完全に道から落ちて左リアが橋の下の端っこのコンクリート(橋台って言うのかな?)にはまり、簡単には引っ張り出せない。大型のユニックに来てもらい、ダメージが広がることもなく上手いこと引っ張り出してくれた。前後バンパー、ラジエターサポート、左サイドシル、左リアフェンダー、左テールランプ破損。機能的にはほとんど問題なく、自走して帰れたのが不幸中の幸いだった。

 ハードルを越える為に必要な試練なのか、はたまた「もうその辺にしとけ」ってことなのか、考えてしまう。このままあんまり外装直さないほうがラリーでは遠慮無くアタックできるが。(笑) 今年は埼群フレがないので程良いスポーツラリーがないっす。

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