●点火プラグ点検、イグニッションコイル破損!
(31.MAR.01UP)作業日29.MAR.01
実は水平対向エンジンのプラグを外すのは初めてである。今のプラグで4万キロあまり走行している。10万キロの耐久性を持つという純正の中心・接地両極白金プラグだが過酷な使用ではもう換えどきでしょ。最近高回転の勢い悪いし。
次のプラグを決める前に焼け具合を確認しましょ。ってことでエアクリーナーBOXを外し、右前側(何番?)ダイレクトイグニッションコイルを外す。サービスマニュアルによるとマイナスドライバーにゴムチューブを巻いた工具を用いて外すと書いてある。しかしそんなんでは上手く力がかけられそうもないのでクリップ外しが具合よさそうなのでそれを使ってグイッ。
バキッ!!\(+_<)/
あわわ、イグニッションコイルは外れたが先端が割れて中心電極を受ける部分が壊れてしまった。(泣)
壊れてしまったモノはしょうがない。瞬着で直すなり部品買うなりすれば済むことだが、ゴムのキャップがブラックホールのように深いプラグホールの奥深くのプラグに残ってしまって取れない!そのままではプラグレンチ(バイクのサイズだ16mm)もかからずどうにもならない。ラジオペンチを突っ込んで手探りでつまんで引っ張るがフチがブチブチちぎれるばかりだ。いくらやってもどうやってもダメだ。困った。ホント困った。しょうがない、こんな経験ありそうな人に電話して聞いてみようか?でもその前にもうワントライ、CRCオイル吹いてやってみよう。ラジオペンチでつまむ所が滑るかもしれないけど。
で、やってみたらスポッと抜けたのであった。(ホッ)
そしてようやく水平対向のプラグ様にご対面。なんか碍子も両方の電極も白っぽくてブツブツがついててぼろっちい感じ。焼けすぎかな〜?(写真は撮ったけどバックが悪くて全然よく見えないのでボツ)
とりあえずクルマを動かさないといけないので割れたイグニッションコイル先端部を瞬着でくっつける。念のためハーネステープで巻いておく。ゴムキャップもくっつけてみたが既にぼろぼろになり過ぎていてすぐとれちゃう。そのまま突っ込むとまた取れなくなりそうなので思い切って切れ込みを入れてプラグにはめる。これ、ゴムがちゃんとしてないとリークしちゃうよなぁ、高電圧。不安ながらも一式元に戻して恐る恐るキーをひねると無事にエンジンはかかった。暗くして見てみても特に何も光ったりしないし、エンジンは普通に回った。これで一安心。
イグニッションコイル先端のゴムキャップだけ部品で取り寄せ出来ないかと思ったがイグニッションコイルアッシーでしか取れないようだ。イグニッションコイルアッシー交換だね。
教訓:イグニッションコイルを取り外すときは超やさしく丁寧に真っすぐに引っ張るべし!
トップページへ
|