■シフトレバー ダイレクト化加工 (13.JAN.99)

 初代レガシィが現役だった頃、NAVI誌の巻末新車番付には レガシィRS ○=陰気に速い ×=割り箸でコンニャクをつつくようなシフトフィーリング と書いてあった記憶があります。言い得て妙ですね。

 なんでそんなにシフトフィールがグニャグニャするのかというとシフトリンケージブッシュが柔らかい、という事と、シフトレバーそのものが下図のように2重構造になっていてその間のゴムが分厚くて柔らかいからなんですね。で、最悪はシフトレバー上部が抜けてきちゃうという…(苦笑)
構造図 振動を防ぐ効果はあるのでしょうが、これでは気持ち悪いし、的確なシフト操作の妨げになります。第一シフトレバーが抜けちゃったら危険です。(リコールもんではなかろうか?)
 そのゴムのねじれ、変形を無効にすべく2重のシフトレバーを貫通する穴を空け、ビスで固定しました。(左図右側)

 ビスは3×30mm、ドリル径は2.8mmです。この太さで適度なフリクションでビスをねじ込むことができ、ガタの全くない状態で固定することが出来ました。
 完全にはソリッドにするには写真のように2カ所で固定する必要がありそうです。
(私の場合、下のビスは以前に行ったシフトレバーの抜け止めを第一目的としたもので3mmドリルで開口したのでガタが残っていました)
 ただ、1カ所だけでも効果は充分あるので1カ所やって気に入らなければもう1カ所空ければ良いと思います。3mmビスではやや心もとないですが、大きな穴を空けて万一シフトレバー下部本体が折れては危険なので、この太さのビスで良しとします。
 私のクルマはシフトリンケージブッシュも強化品が既に入っていることもあって、この加工で本当にダイレクトなシフトフィーリングになりました。もうレガシィじゃないみたいです。

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