■DIARY 2001年3月
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30.MAR.01 ロスマンズレガシィを脱がす
 凹んだ左側の前後ドア、フロントフェンダー交換。ドアって重いです。リアドアを交換するとボディ側のリアホイールアーチ前下部も思っていたよりダメージを受けていたようでドアと大きな段差になってしまってちょっとショック。
 フロントドアはキーが合わなくなってはちと困るのでドアハンドルも交換となる。ガラス昇降機構の内側でちょっとやりにくかったし、ロッドの付け替えもあったがそれほど苦労することなく済んだ。他にドアミラー、スピーカー組み替え。ドア、フェンダーを取り付けドア内装をあらかた取り付け終わったところで問題発覚。室内側からドアレバーを引くとドアロックが動かなくなる!!外からドアハンドルを引くと直るのだが。があー、やっぱ一筋縄ではいかん。
 付けたばかりのドア内装をまた外し、ドアロック機構のところをよーく観察すると、室内側からドアレバーを引いた後、リンクの一つの戻りが悪い。オイルを注しても効果無し。なんでだ〜?リターンスプリングとか足りないんじゃないかい?今まで使っていたドアの方とよーく見比べて見ると、あるある。問題のリンクを引っ張るようにコイルスプリングが付いてるじゃない。付け替えるドアはこいつが脱落(?)してたんだぁ。コイルスプリングの付け替え、ボトルシップ製作のような苦労をして何とかクリア。ドアハンドル、ロックは正常に働くようになった。
 そんなわけで左側はほとんど真っ白(汚れてるけど)になってしまった。もうこのクルマ、新車時のままのボディパーツ、半分も無い。(^_^;)
 しかしこんな作業やってる暇があるということは・・・

27.MAR.01 ロスマンズレガシィ レストア開始

 私のロスマンズレガシィ、いよいよレストア(?)開始。オールカッティングシートのブルーは紫外線の直撃を受ける上向き面はヒビヒビだ。もともと色味にもちょっと不満がある。これは単なるダークブルーだが、実車は恐らく少し赤みを含んだコバルトブルーだ。FRPボンネット化、ボコボコの左フロントフェンダー、前後ドアの交換(中古品)の機会に全部はがして塗装でやり直したい。

 貼ってからそれほど期間が経っていなければドライヤーで暖めることによって結構はがれるものだが、これは貼ってから青空駐車で7年も経過しているのでそう簡単には剥がれない。3Mの「フィルムはがしらくらく」を使うと数分でフィルムがシワシワへろへろになるのでプラスティックへらでかき落とす。かなり強力な溶剤で相当有機溶剤臭く健康に悪そうだ。ルーフはヒビの跡がくっきり残ってしまった。塗装面も小さくはがれてしまった部分もある。かなりくたびれたお肌状態だ。一方ボトル入り3Mの「セーフティはがし剤」は臭くないが塗ってから一晩ほど置く必要があるようだ。残ったノリは同じく3Mのナチュラルクリーナーを使うと有機溶剤臭くもなく(柑橘系の臭い)比較的簡単に落ちる。リアフェンダーのほうは跳ね石による傷の他は特に塗装面が痛んだ様子はなかった。直射日光をモロに受けるかどうかの差ははがした後にも大きいようだ。
 フロントバンパーは塗装無しの直貼りなので簡単にはがれるはずだが右側ボディパネルやリアバンパー全部はがすのは気の遠くなるような作業だ。どーしょ?これもノウハウ収得の為の自己研鑽にはなるが…。
もう後戻りはできないぞ。


18.MAR.01 延期希望者多し、閉店間際の来客

 これからの一週間はナンバー付きワンメイクレースのヴィッツのカラーリングの予定だったが、社名ロゴの問題なのかしばらく延期になってしまった。
 カラーリング施工を請け負う時はだいたい1〜3週間くらい前から作業日程を決めて内金まで入れてもらっているのだが、1週間弱前になって延期を希望されるパターンが今までの約半数にものぼる。そりゃ、時には予想外の事情(クラッシュも(^_^;))が発生することもあるだろうが、なにゆえ約半数もがそうなる???困ったものだ。(発生率の問題であって個々のケースを問題にしているわけではないので念のため)

 そんなわけで今日は依頼された仕事も無く、来客もなく割とヒマだった。
と思ったら、夕方6時ごろにステッカーを作ってほしいのだがとの電話があって閉店時間にかかりそうだったが、ま、いっか、と来てもらったら雑誌やショップ関係者数人でやって来てビックリ。レース車両の仕事もそのうち依頼してくれそうだし、レース車(耐久なので何人も必要)に乗らないかなんて話もあって楽しかった。


17.MAR.01 FRPボンネットの修正、塗装

 問題のFRPボンネットの修正、塗装が出来上がった。
ご覧のようにグリルとの隙間が一定になり実にスッキリした。

 塗装前は割と綺麗に見えていたボンネット面はツヤツヤになるとやっぱりそれなりにメラメラしていたのは残念、、、だがFRPボンネットなんてそんなものか。カーボン製だと剛性が高いせいか結構キレイになるみたいだけど…。


16.MAR.01 インプレッサWRC2000モンテ仕様完、FRPボンネットの塗装前チェック

 インプレッサWRC2000モンテ仕様完。4ドアでも問題なくレプリカできまっせ。今回初めてリアの日本のナンバーの下に実車風の横長ナンバーを再現。封印されたナンバーはどうするかというとバンパーの内側中央下部に下向きのボルトが1本あってそれを外すとナンバーがステーごと跳ね上がるのだ。これで日本のナンバー内側にも楽にデカールを貼れる。でも大穴開いてるんだけどね。

 午後には私のレガシィの問題のFRPボンネットの塗装前の確認をした。グリル上部分の他にヘッドライト上部分のラインのヨレが直っていなかったのでその場で修正してもらったのだが、どうも上手くいかないので結局私が自分でペーパーがけして修正することに。(苦笑) 頼みますよ〜。


14.MAR.01 PowerMacG4
 引き続きPowerMacG4にバックアップしておいたファイルを入れたり各種アプリケーションやドライバをインストールしたりする。G3DT233ではもたついていたadobe illustratorでの下絵トレース作業が快速快適だ。(^_^) 光学式のマウスはクリアーなスケルトンボディの長円形でボディ全部がボタンになっている。まれに無意識に押したままの状態になってそれ以上「クリックできない!?」こともあったが、クリックに必要な力を調整することができてそれを強くするとそんなことは起こらなくなった。ケーブルが細くて柔らかいこともあってなかなか使いやすく美しい。以前のまん丸マウスじゃなくて良かった。
 しかしMac作業に時間をとられてレプリカの仕事が遅れ気味だぁ。

13.MAR.01 PowerMacG4

 予告(?)通りPowerMacG3DT233(初代G3)からPowerMacG4(466MHZ)に買い換えた。しばらく前にうちの掲示板に売りたしと書き込んだけど全く反応なしだったんだよね。 G3DT233はソフマップに買い取ってもらったが64MB+64MBの追加メモリーは+2千円、USBインターフェースカードは+500円にしかならず、逆に内部のホコリが多いということで3千円も引かれてしまった。(TT)ビデオカード外す時に筐体開けたのだからちゃんと掃除しとけば良かった。単体のモデムは意外にもまともな値段がついて1500円。買い取りポイント合計6万円分+くらいにはなった。
 PowerMacG4(466MHZ、128MB、30GHD)はメモリー128MB追加、SCSIカード追加、ソフマップワランティ(追加補償)加入。アクティにてお持ち帰り。箱は前のMacのより更にでかくて巨大だ。
 デカルコに持ち帰ってまずそのまま起動確認。そしてメモリー、SCSIカード、G3から外したビデオカード取り付けに入る。それにしてもマニュアルの貧弱なことよ。と、コンピュータのケースが開かな〜い!「側面の取っ手を持ち上げて側面パネルをきれいで平らな場所に静かに下ろします」って、取っ手を持ち上げても何も起こらない。無理に持ち上げると透明樹脂の取っ手は割れてしまいそうだ。???。
 しばし悩んだ後、持ち上げたところで横にちょっと力を入れて引っ張ると音もなく開いた。な〜んだ、わたしゃ取っ手を持ち上げるとカチッと音がして勝手に少し開く位かと思いこんでいたのに。説明不足じゃない?マニュアル。
 そんなこんなでメモリー、カード2枚を一気に取り付けて起動OK。ビデオカードは特に何もインストールしなくても働いた。SCSIカードには以前から使っていたMOドライブを接続。うぉっ!フォーマッターソフトがフロッピーだ! んでパワーブックで読み込んでネットワーク接続してインストール。マウントOK。30GBの大容量ハードディスクはHFS+拡張フォーマットとはいうものの、もうすぐ発売のMacOS-Xをにらんで今のうちにパーテーションを切っておく。ハードディスクは全て初期化してしまうのでOS(9.1)の再インストール。あーめんどくせぃっ。こんなことやってるとあっという間に時間がたってしまってあー楽しい?

 ところでビデオカードの増設によって実現するマルチモニタ環境というのはとっても快適。2台のモニタの画面がまるで繋がっているかのようになって広大なデスクトップが得られ、ウインドウをいくつも開いておくことが出来る。お勧めでっせ。(以前どっかに書いたっけ?)


12.MAR.01 赤ロスマンズ

 赤いロスマンズタバコに感動したので私のレガシィも赤ロスマンズにしてみた。ますますタクシーに間違われそうだ。(笑)

 さて、明日は思いきってMac買い換えちゃおうかなー。今やっている2000年モンテ仕様インプレッサは半分ほど貼り終わったので水、木あれば余裕で完成できるし今がチャンスかも。


10.MAR.01 ろろろすまんずタバコ
 うぶさんがロスマンズタバコを持ってきてくれた。職場の方の海外出張のおりに買ってきてもらったとのこと。なんとっ!!赤いロスマンズタバコが存在したとは!青い方はFILTER TIPPED、赤い方はSPECIALと書いてある。タバコは吸わないのでどんな違いかよくわかんないけど。
しかしなんとも珍しくも貴重なモノをありがとう!

7.MAR.01 那須モータースポーツランド

 那須モータースポーツランドの走行会に行って来た。昨年初夏の正式開業前の頃、ウチ(DECALCO)でデカールのみ製作、通販した「たっくん」のインプレッサに初めてご対面。基本的には実車無しで作った(バレンシア号にデカールあてがってみての確認はした)のでデカールの大きさのマッチングが心配だったが特に問題ないようで一安心。左は92年、右は93年のRACラリー仕様だ。


3.MAR.01 HYPER REVインプレッサ取材、リアウインドゥゼッケン内側貼りは超難儀

 4月上旬発売予定のHYPER REVインプレッサNo.3にデカルコの広告を出す。それにともない当店を記事として紹介して頂くことになり(^_^)、取材が来た。同時にウチで施工したレプリカインプレッサ4台も近所の公園で取材となった。予定の全員が集合時間に余裕を持って集まったのにはちょっとビックリ、スバらしい。
 薄曇りの好天に恵まれ(明日は「ラ」の方の取材だそうだが天気は雨よ)撮影はディテール撮影まで含めて順調に進んだ。オーナーさんの取材もじっくりとやって頂いたようだしレプリカオーナーさんどうしの交流もあって良い感じである。このような場や出会いを提供することにもデカルコの存在価値がある。

  午後からはデカルコのお店とレプリカ製作過程の取材。多くの人に見られながらの作業は緊張する。時々「その状態で固まって」と言われてパチパチと写真を撮られる。(^_^;) マイナー系レプリカのカットデータの作成についてはそれなりに詳しく聞かれて撮影もされたが、デカール貼り付けの方法、コツなどについてそれほど詳しくは聞かれなかった。そのへんはインプレッサマガジンなどでよく紹介されてるからかな?

 編集者、カメラマンが帰った後も作業は続く。夜7時には完成予定ということでオーナーさんにはその場で待ってもらっていたのだが、最後の最後、リアウインドウのゼッケンで大きくつまずいた。
 今回リアウインドウ内側から水貼りで貼ろうとしたのだが(実車も内側から貼っている)、いくらドライヤーで乾かしてもステッカーがアプリから離れずガラスにくっつかないのだ。ガラス内側は熱線の出っ張りもあるし3次凹面なのでステッカーを密着させることが極めて難しい。あきらめてノリの強いシートで作り直したら今度は位置決めする前にステッカーの一部がガラスにくっついちゃってバラバラに。だが、リアシェルフとガラスに挟まれた狭い狭いスペースなので水を使わないで位置決めして貼るのも難しい。またまた作り直して今度はクリアーの上に貼ってから水貼りで貼った。しかしステッカー貼り重ねの段差+3次凹面+作業スペースの狭さにより水分を充分に追い出すことができない。そんなことをやってるうちに時間は夜8時をも回ってしまった。結局そのまま水分が蒸発することを期待しつつ様子をみてもらうことでお願いした。
 いやぁ、オーナーさんを待たせているのに失敗続きで大汗だったー。(@@;)
 セダンタイプのリアウインドゥゼッケン内側貼りは考え物ですな。でも水なしで貼る方法も考えられなくもないんで今度実験だっ。


1.MAR.01 555パターン、「珍しく仕事してるねぇ」!? 

 97年555仕様貼り付け中。4ドアに変形555ってちょっと新鮮でしょ。タバコ広告禁止で555じゃない場合も多かったし。
 この555パターンは一つ作ればあとは大きさ変えればOK。なーんてことは全然無くってサイドは「5」の大きさの変化が大きく、形も小さい「5」ほど歪みが激しい。左右で文字を歪ませる方向も水色の影の方向も違うので全然別物である。(三日月マークは対称形だが)要するに左サイド用、センター用、右サイド用の3パターンが必要なのだ。
 雑誌に載ってるレプリカを見ると4ドアにこれをやってる人もチラホラいるけどドアハンドルを避けるためにか555パターンが小さめになってたりするね。と思って改めて実車写真と見比べると、おや〜、これはは逆に気持ち大きめかも。でも実車のようなグラマラスなフェンダーじゃないんだし、このほうが力強くていいよね?

 「5」の貼り込み中にカッティングシートの問屋さんが(注文した材料を持って)やって来て、
「珍しく仕事してるねぇ」
と言われた。えっ?いつだって仕事してるよその発言どゆこと?なんかあんまり仕事やらずにのんびりしているように思われたみたい。問屋さん社内では「親が金持ちなんじゃない?」的会話もあったとか。別に親は金持ちでもなんでもないし、基本的には開業に当たって親から金銭的援助も受けていない。なんか引っ掛かるなー。( - "-)
そういえば、たまたまカッティングシートの問屋さんが来る時にはコンピューターワークしてる時が多かったかもしれない。普通の業者さんより細かいカットデータを起こす作業の割合が高いだろうし。そもそも先に材料を用意してから貼り込み作業になるのだから、材料を届ける時には貼り込みはやってない確率が高くて当然だ。ちゃりんこ操業だから豊富なカッティングシートの在庫は持ってないのだ。(^_^;)



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