紫外線、経年劣化でヒビが入ってしまったインパネ上面。痛々しいものがあります。これを誤魔化すため、及び
よりラリーライクにする為、バックスキンを貼り込むことにしました。黒いバックスキンを貼り込むことによってインパネ上面がウインドウに写り込む事を防ぎ、明るい昼間の視界を良くするのです。
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この時代を感じさせる赤さを隠す目的もあります。バックスキンを貼る前に写真を撮り忘れたので、上の写真はシフトノブ、ホーンボタンを替える前の古いものです。
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紙で型紙を作ります。インパネ一般面とコンソール/メータークラスターとが組み合わさるところは三次元的造形で容易ではありません。
無理せず基本的には左右二分割で貼ることにしました。また、下の方をどこまで貼るかが問題。適当な分割線がない…。ここではグローブボックスの上端までとしました。
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貼り込むのはこれです。実際はバックスキンではなくベルベット調の粘着シートです。若干は伸縮性があり、糊は強力でほつれたバケットシートのパッチ当て補修にも使えます。輸入もので現在は残念ながら入手困難みたいです。
インパネバックスキン貼りの第一人者(?)fORfLATのK森氏から安価で分けて頂きました。
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型紙をシートの上に置いてダーマトでなぞり、カッターやハサミで切り出します。ベルベット調の粘着シートのロール幅はちょうど良い感じです。
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まず簡単そうな助手席側をべろんと貼ります。ガラスが接近して加工が困難なデフロスターより奥は貼らないことにします。
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切り込みを入れて巻き込みます。
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ヘコミ部分は切り込みを入れると隙間ができて下地が見えてしまうので先にパッチを当てておきます。
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助手席側が貼れました。ここまでそんなに苦労することはありません。
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やはり運転席側は難しいです。メータークラスターのコーナー部はどうしても多少のシワ、切れ込みが入ることになりました。型紙のところで述べたインパネ一般面とコンソール/メータークラスターとが合わさるところもやはり厳しく、貼れたようでも後で浮いてきたりします。
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浮いてきたところは木工用ボンドなどで接着しました。これで一応完成です。助手席側ルーバーやグローブボックスなど下の方も黒くしたいですかね?
そうやって貼っていくとコンソールボックスまでやりたくなってきて大変な事になりそうなんですけど・・・。
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かなりスポーティになってきましたね。でも、やっぱり貼り方が中途半端な気が・・・。
更に貼り足したり、部品によってはマットブラックに塗ったりしますかねぇ。
(拡大画像アリ)
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