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こちらはAMGの手により1970年スパ・フランコルシャン24時間レース準優勝を果たした車両のレプリカです。(有)マイルストーン様のプロデユースにてデカール類の再現作業を担当させて頂きました。 本物と同様に6.8リッターに排気量UP、オーバーフェンダー装着、AMGのワイドホイール使用、etc...という本格派です。 40年近く前のレースであり実車は現存しない為(AMG製のレプリカはありますが)、当時の資料は極めて少なかったのですが可能な限り資料を探し出して検証し、デザイン、レイアウトなどを忠実に再現しました。 フォグランプのカバーのマーキングも当店にて再現しています。(IMAI) |
こちらは1975年ツールドコルスラリーでダルニッシュが優勝したマシンそのものになります。そのデカール類の復元(再現)作業を担当させて頂きました。 イタリアで5年かけてレストアを行い、デカールは当時本物を製作した工場で再現してもらったそうですが、満足いかなかったそうです。(30年も前のことですし…) 限られた資料(それでも他では入手できないようなものを多数拝見させて頂きました)から細部まで含めた書体のデザイン、レイアウトなどしつこく検証を行い、可能な限り忠実に再現しました。当時はカッティングシートのコンピューターカットなんて無かった時代ですから、本物はほとんどがシルクスクリーン印刷のステッカーか、ペイント手書きだったようです。今回の再現では今年導入した業務用溶剤系大型インクジェットプリンタが大活躍でした。 クルマの歴史的価値の高さ、デリケートさから車体に触ることもできないほど(それは無理ー、ですが)で、非常に気を遣いました。でもとてもやり甲斐のある仕事でした。ラリープラーク(銘板)はこの後、再生産品(!?)をオーナーさんが取り付けています。 |