Yellow Generation

 Yellow Generation=イエロージェネレーション、通称イエジェネ。2002年6月、おちまさとプロデュースのラジオ・TV番組と一体となって生まれた女の子3人組グループ。歌詞を先に創りそこにメロディーを当てていく"詞先"による曲作りが売り。(注1) とは言うものの、むしろ、ちょっと感傷的な感じの曲の良さ、歌の上手さが素晴らしい。

 その番組で一般募集された「Lost Generation」のPVをたまたま見て感銘を受けたのがYellow Generationを知ったはじまりだった。

 "詞先"だけあって歌詞には強いコダワリと個性(と少々の無理、不自然さ)があるが、ワタシは歌詞は頭に入らない人なので(^^;)、あまり重要ではない。難しいメロディに、"詞先"ゆえ音にリンクしづらい言葉を載せ、巧みにかつパワフルに歌いきる彼女たち(特にリードVoのユキ)はたいしたものである。

 現在発売されている唯一のアルバム「CARPE DIEM」(注2)、傑作です。それ以降のシングル「うたかた/春雷」、「夜空に咲く花」も買って損はないです。「うたかた/春雷」は中古CDショップで50円(!)で買いました。「春雷」はお気に入り…。

 いい年して何聴いてんだよ、こんな文章までWebに載っけて!とお思いでしょうが、まあいいものはいいんですよ。しかしYellow Generationってやっぱり一般大衆受けはしそうもないのでいつまで活動が続く事やら…。EARTHみたいに自然消滅しそうだなぁ…。






 と、不安を抱えながらも2004年の“ハガレン”テーマ曲「扉の向こうへ」のスマッシュヒット、2005年2ndアルバム「Life-sized portraito」発売等々、間をおきながら活動してきましたが、2006年11月、ついに解散となりました。2006年は一部のライブイベントの他には目立った活動がないまま突如各メンバーのブログにて報告をして終わりというサビシイものでした。てか「解散についての公式コメントはメンバーのブログをご覧ください」って、発表後わずか1ヶ月半でそのブログを根こそぎ消すなよ。
 2005年、2006年に各1回づつライブに足を運びましたが、至近距離であの心を震わす歌声、パフォーマンスに完全ノックアウトされました。Yellow Generationは最高でしたぁ〜。(ToT)/~~~

(注1)現在はそうとは限らないようです
(注2)現在は2ndアルバムLife-sized portraitoも発売中