●マスターシリンダー(+Pバルブ)交換 (17.JUN.01 UP)
マスタシリンダー ブレーキフィーリングがスポンジー
でフニャフニャになってしまった場合、普通はブレーキフルードのエア抜き、交換で改善します。しかしそれでも直らないので、(キャリパーの異常をチェックした上で)マスターシリンダーのオーバーホールや交換を考えました。マスターバッグも怪しいのですが部品だけでも高価(約6万円)ですから後回しです。
 マスターシリンダーのオーバーホールはピストンやスプリングなど部品点数がかなり多いので難易度が高く、BCレガシィの車齢を考えるとASSYで交換してしまったほうが簡単だし長く乗るなら安心と考え、マスターシリンダーASSYで交換する事にしました。

 交換にはブレーキラインを外すフレアナットレンチ(精度の高い10mmスパナも)が必用です。作業手順は、リザーブタンクのフルードを吸い取る、エアクリ・レゾネータチャンバなどを外す、ブレーキラインを外す、液面センサのコネクタを外す、マスターバッグに取り付けている2本のナットを外す、といった流れです。それほど難しい所はありませんでした。特に必用なパッキン類もありません。
 今まで全く手付かずだと思っていたマスターシリンダーですがナットの一部にフレアナットレンチがはまらないような段付きがあったり、センサの配線に何故かギボシが挟んであったりしてちとビックリ。私が所有してない時に一度オーバーホールされてるのかもしれません。今回ついでに(あえて)BF用Pバルブ(写真、手に持ってるヤツ)に交換もしました。こっちにはスパナが振れなくて脱着しにくいブレーキラインが。ラチェットスパナって無いもんか?

 組み付け後はペダル踏み踏み踏み踏み、四輪キャリパーからフルードドバドバドバ出してしっかりエア抜き。
 して、その結果・・・、100点満点とまではいきませんが大幅にフィーリングが良くなりしっかりした踏み答えになりました。\(^O^)/ 
 BF用Pバルブに変更したことよるブレーキバランスの変化は、ちょっとテストしたくらいでは意外にも明らかな変化は見られません。スポーツ走行してパッド温度が上がった時多少変わるかどうかでしょう。

※マスターシリンダーASSY、BC用を注文したのですが来たのはGCインプレッサ用。互換性があるので統合されたようです。価格は2万円でした。

トップページへ