■DIARY 2001年 12月
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24.DEC.01 またまた衣替え「KALIBERレガシィ」仕様

 デカルコ正式開店後に一番最初にレプリカ依頼してくれたシルバーのインプレッサSTiVer.3のお客さん、「Q8」から「GIESSE」へと、一度マイナーチェンジもしているが、ナント、全てハガしてまた新たなレプリカをすることになった。まさに神様のようなお方です。(^_^)

 で、何のレプリカかというと'94 アイリッシュ・ターマック選手権のケニー・マッキンストライ駆る「KALIBERレガシィ」仕様(その年チャンプ獲得)という超マイナーどころ。資料は「World Ralling」誌94/95の白黒写真1枚のみ! それは小さな白黒写真だが結構「かっけー」ので私も昔から気になっていたのだ。当然色が分からないのだが不定形なグラフィックパターンは青基調かなぁ?と勝手に想像していたのだが、徹底的にネット上を探してみるとあったあったありました!長年の疑問がついに解明。青基調は正解!ただし赤や黄色も使っていて想像以上に派手だったが。チャンピオンを獲ってるし記録は結構残ってるのだ。
http://www.crspics.com/
↑ここのクラッシックギャラリー/1994 RALLY OF THE LAKES やドライバーズギャラリー参照
プライベーターのラリーカーの画像がいっぱいあって面白いです

でも「KALIBER」とは何なのか、チェスのナイト(騎士)のマークの詳細がどうしてもわからない。

 レプリカと言ってもレガシィのカラーリングだしボディカラーも違うだけに、実車に忠実ということにはとらわれずそのイメージでシンプルに格好良くしてくれればいいとのこと。なかなか楽しい仕事ですな。o(^^)o

 で、カタログ写真ベースにイメージシュミレーションしたのが上の画像。2枚あるのはフェンダーの所のパターンの色が違うのだ。グレーと水色どっちがいい? (画像が小さすぎて分かりにくいすね。後日再アップかな?)
 にしてもイブの晩に何やってんだろ…。(^^;)


17.DEC.01 下り急勾配タイトヘアピンの曲がり方

 知人に製作してもらったエンジンコンパートメント/バルクヘッドの補強パーツ「すじかいくん」を取り付けたのと、ラリー用サイドシューに入れ替えたのでまたちょっと走りに行ってきた。
 「すじかいくん」の効果についてはこちらの通り。ラリー用サイドシューについては時々普通のブレーキ代わりに使って馴染ませつつ行ったものの、まだ不十分らしく効きが甘いので走りには使用できず。(-_-;)

 3日の日記に書いたタイトヘアピンの曲がり方については収穫があった。それは下り急勾配のタイトヘアピンについては無理して2速でドリフトさせて行こうとするのはかなり危険だって事。リアを振り出すのに失敗すればアンダーステアは確実でクラッシュの可能性も高い。また、ドリフト状態を作り出してもそのまんまアウト側に滑っていきやすい。下り急勾配のタイトヘアピンてのはアウト側が必ず低くなっている(ドリフトアングルつけるほどそうなってしまう)。滑っている(ドリフトしている)クルマは高低差に非常に敏感なのだまるで水が低いところに流れるように。
 そんなコーナーを素早くクリアするベストな方法はコーナー入り口付近でサイドを使ってリアだけ振り出して素早くクルマの向きを出口に向け、後は出来るだけ直線的に立ち上がる事だろう。WRCのターマックステージで見かけるシーンだね。ムズカシー。ターマックでのそんなコーナーはフェイントだとスピードが殺しきれず(極低速だとフェイントが効かない)適してないのだ。

 ところで勘の良い読者はお気づきであろう。そう、実は下り急勾配タイトヘアピンで危機一髪だったのだ。(^^;)その瞬間フェンダーにダメージは覚悟したのだけれどグリップしてくれて助かった。後でわかったのだがコーナー途中から路面に土がかぶってたのね。


3.DEC.01 リセッティング後テストドライブ、タイトヘアピン攻略、噴水2

 リセッティングされたロスレガ号は高回転域の問題だけでなく始動性もほとんど問題ないレベルに向上、冷間時低回転息つきも解消! また山へテスト走行へ。
 やはりアクセル全開〜少し戻した領域がちゃんと回るととっても気持ちよい。結果的にアクセルオン(全開)時のレスポンスが良くなった為だろうか、気のせいだろうか、コーナー立ち上がりで弱アンダー体勢だったものが急にインに引き込まれるような動きかなり強く出たのが気になった。タイトヘアピンではフロントが引っ張られた後にRWDのようなリアのホイールスピン状態になったりする動きがあって駆動力が前後に移動したり逃げたりする動きが少し前から確認されている。KITサービスさんにセンターLSDの装着を強く勧められた理由はそれなのだろう。以前はパワーがなかったので気になるレベルの問題ではなかったのだと思う。
 また、この前の状態ではあまりにもあっという間にガソリンが無くなって「これじゃロクに走れない!」超燃費悪さだったが、それも納得できるレベルに改善されたような感じだ。正確な燃費は測ってないが。

 それにしてもタイトヘアピンは難しい。2速では回転が落ち込んで失速するし、1速では駆動力が有り余り過ぎてホイールスピンして暴れ馬のようでありあまり速くなさそう。ううむ、どうすれば良いのだ?

◆方法その1:気合いで手前から思いっきりフェイントをかけドリフトして高回転を維持して回る
結構勇気が要るんだよねぇ。下りで2速、回転落とさず行くとそのままドリフトアウトしそうだし。超タイトヘアピンの場合は上りでも無理だ。2速で上手くいくようなら速いと思う。

◆方法その2:確実に1速に落とす
一番安全確実。入り口で大きく向きを変えるのに失敗しててもハンドル切ってアクセルオンで強引にターンさせられる。遅いかなぁ?

◆方法その3:サイドブレーキを利用してターン(+ドリフト?)させる。
でもレガシィ(BC)はサイド引いてもとってもリアが流れにくいんですよねぇ。ジムカーナ用サイドシュー入れてるんだけど山走ってるとリアブレーキディスクがサイドドラムも加熱してやっぱりあんまり効かない。やっぱラリー用サイドシュー入れよう。雪道だとそのままでも結構使えるんだけど。
 ちゃんとサイドが効いたとして舗装だとスピードが下がってしまってその後2速で回しきれるかどうかだ。となると1速にシフトダウンしてからサイド?忙しいねぇ。でも280PS級4WDターボだと「クルッと回ってローギアから猛然とダッシュ」のほうが速いかな?
 実は走ってるうちに雨になってきてその時下りヘアピンでやってみたのだ。結果、流れるには流れたけどその後アクセルオンの時ハンドル切ったままだったんで蛇行しちゃったり、下手にアクセル踏みすぎて(?)アウトにはらんで行ったりで危なっかしい。要修行!」

 帰り道、フロント足回りから何やらゴトゴト音が発生。コンビニの駐車場でチェックしてみるとストラットのロッドの頭のナットが緩んでいた。十字レンチで締め込んでやれやれとおにぎりを食っていると、今度はボンネットから白煙がボファッと立ち上がった。ラジエーターのロアホースだった。ああ、アッパーホースに次いでロアホースもお亡くなりになったのね。アッパーホースが逝ったときにこれはロアもやばいかもとロアホースも買って積んであったがこんなに早く逝くとは。しかししばらく様子を見たら沈静化したのでそのままおとなしく帰った。



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