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レーシングストライプについて

 車体中心線に沿って前から後にかけて施される2本の太いストライプをレーシングストライプと俗に呼びます。(幅広1本のものはセンターストライプと呼んで区別する傾向にあります)トラディショナルなレーシングイメージカラーリングの定番となっているようです。一定幅のまっすぐなカッティングシートを貼るだけで簡単に実現できると思われがちですが、カッティングシートで2本平行にまっすぐに見えるようにするのはとても難しい場合が多いのです。

 クルマ(一般乗用車)のボディというものは基本的に張りのある三次曲面で出来ています。極端に言うと球体、ボールのようなものです。そこに2本のテープを平行にぐるりと巻こうとしたらどうでしょう?2本のテープの外側が余りまくりになってしまいます。テープが面に自然にフィットするようにすると右の写真のようにラインが曲がってしまい一定間隔にはならないのです。

 フィルム(カッティングシート)はある程度伸びるので多少は調整できますが曲面がきつくなると無理になってきます。思い切り引っ張るとストライプの幅が細くなってしまいます。

ボンネット、ルーフなど平面に近い緩やかな曲面であれば一定幅のフィルムである程度はなんとかなります。しかしバンパーやウイングなど球面に近いところは従来困難を極めました。

ところが最近はフィルム貼ってからボディを傷つける心配なく切れる特殊テープの登場によりだいぶ作業しやすくなりました。ただし丈夫な糸でフィルムを切り裂く方式の為、カットしたラインを近くでよく見ると微妙に細かくヨレヨレします。ご了承ください。

レーシングストライプ(2本)カッティングシート施工費用の目安
ボンネット2万円、ルーフ2万、トランク or テールゲート2万円
ウイング5千〜1万円
フロントバンパー3万円、リアバンパー2万円

(あくまで目安です。サイズが大きい場合、エンブレムがある場合、エアロパーツ、複雑な造形の部分に貼る場合は更に費用がかかります。非常に貼りにくい部分は貼り付け省略する場合があります)

フロントバンパーからリアバンパーまで完全にラインを通しますとクルマとしての塊感が分断される感じもありますので、ボンネットとルーフだけ、またはトランク or テールゲートまでというのもいいんじゃないでしょうか?コストも大幅に抑えられますし。(笑)

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