切り文字ステッカー 貼り方マニュアル

1.下地準備
  あらかじめ貼るところの汚れ、油分を除去しておきましょう。ガラス上は特にハガれやすいので入念に脱脂して下さい。ガラスにはブレーキクリーナーが強力で手っ取り早いようです。
 ステッカーをどこもはがさずにそのままの状態でP-カットテープやビニールテープなどで仮止めして貼る場所を決めます。(クルマ等、貼る対象物から)数メートル離れて見てその位置でよいかどうかよーく見極めます。(水平、あるいはクルマのラインに沿わせる等)近くで見ていては本当の姿は見えません。鉄板に貼る場合、仮止めの仮止めにはマグネットを使うと便利です。

2.貼り方
 台紙からアプリケーションテープ&ステッカー本体をはがす時は、本体ステッカーが台紙に残らないように、台紙のほうを180度折り返しながらゆっくりとはがすようにします。カッティングシートとアプリケーションテープのノリの強さのバランスでカッティングシートが台紙から離れにくい場合があります。
 夏の直射日光のもとではなるべく貼らないで下さい。アプリケーションテープ(表面の透明なフィルムまたは和紙)とステッカー本体フィルムの間の気泡が暑さで膨張して、貼り付けてもその気泡の跡が残る可能性があります。

二通りの貼り方があります。

A.ドライ貼り
 水を使わず一気に貼ります。比較的小型のものに適しています。また、なんといってもてっとり早いです。
基本的にやり直しは効かないので、気合いを入れて慎重にやりましょう。

   

B.水貼り
 平らなところにペタッと広い面積を貼るのに適しています。石鹸水(食器洗い用洗剤、霧吹きに6〜8滴)を吹きかけてやると、貼ってからずらせるので位置あわせが楽です。アプリケーションテープを利用したステッカーの場合、仕上がりまで時間がかかるのが難点ではあります。
 貼るところとステッカー貼り付け面の両方に霧吹きでたっぷりと吹きかけて貼ります。位置が決まったら水分を拭き取りながらしっかり圧着します。
 アプリケーションをハガす時は、充分時間を置いて水分が抜けてからハガす必要があります。水分が抜けてないとステッカーがアプリケーションのほうにくっついてきちゃいます。ドライヤー等で暖めて水分をとばす方法もあります。

3.フィニッシュ
 A,Bどちらの方法でもアプリケーションをハガすときはきっちり折り返して横方向にゆっくりと引きます。ハガしたら先にはがした台紙か別の紙をかぶせてスキージー(ガソリンスタンドの現金会員カード等で可)でこすってしっかり圧着します(このときドライヤーなどで暖めると粘着力が増します)。貼って2〜3日でノリが安定しますので、そうしたら洗車時にこすったりしても問題ないと思います。

02年05月版



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